開催レポート2:社員の離職が3年間ゼロになったリーダーの「あり方」教育

2020.02.06 インナー☆ブランディング

プログラム体験セミナー(開催レポート)
開催日:2020年1月28日(火)13:30~16:45
テーマ:社員の離職が3年間ゼロになったリーダーの「あり方」教育
講師:旭コンサルティング 代表 大垣 雅則 氏

ご参加者の参加目的
セミナースタート時に皆様のご意見をうかがうと、次のようなお声がありました。
「社員が働き甲斐や成長を感じることが、定着につながると思うので、そのヒントが得られると思って参加しました」
「若い人が増えてきたので、その悩みに寄り添いたくて、彼らが抱える課題感を知るために参加しました」
「(理念や方針のような)抽象的なメッセージを伝える立場になり、どう対応したらよいかヒントを得るために参加しました」

本日のゴール
1.リーダー教育は、やり方≒知識・理論よりも「あり方」の教育が重要
  →リーダーの「あり方」とは何か
2.リーダーの「あり方」が変わると職場に何が起こるのか?

プログラム概要
1.リーダー教育は、やり方≒知識・理論よりも「あり方」の教育が重要
  →リーダーの「あり方」とは何か?

①リーダー業務を取り巻く環境について課題の共有
(例:働き方改革、ハラスメント問題、プレイングマネジャー→「管理職に魅力がない」現状)
②なぜ出来る人ほど、パワハラ上司化しやすいのか?
③管理職研修で学ぶ「リーダーシップ論」の歴史と背景
④なぜ「あり方」の教育が重要なのか?
「あり方」が欠如している場合に起きやすい問題
・人が思うように動いてくれない・・・
・大事なことがなかなか伝わらない・・・
・新しい事をやろうとしても部下が動かない・・・
など多くの職場で現実的に起こっている問題や課題に対し、これまでのリーダー教育が行き詰っている現状について皆様と共有しました。

では、その打開策としての「あり方教育」とはいったい何か。
「あり方」に関するリーダーシップの本質について皆様と確認をしながら進行しました。

2.リーダーの「あり方」が変わると職場に何が起こるのか?【大垣講師の体験から】
プログラム後半は、講師の体験をもとにしたお話でした。
次のような職場を是非イメージしてみてください。
・その組織で行っている業務の知識がほぼゼロ
・過去の上司のマネジメントにより、メンバーは上司の存在に対してまったく信頼をおいていない
・業績不振の状況が数年にわたって続いており、経営資源が枯渇。
お客様からのお問い合わせもほぼなく、切迫した状態。
(このまま業績不振が続くと組織がなくなる・・・)

そして、もしあなたがそこにリーダーとして赴任するとしたら、あなたはどんなことをするでしょうか?

大垣講師が代表として着任したのは正にこのような組織。

「社長」という立場がかえって社員との距離を遠く感じさせていたことでしょう。

そのような中で、これまで学んだことをフル活用したら、さらに社員との溝は深まる一方。
そんなどん詰まりの状況で、大垣講師が取り組んだこと。

それが「あり方」を見直すことでした。

その過程は、まさに1つ1つ手探り。
しかし、「人として」できることに向き合っていくと・・・

ご自身と社員の方々の変化の経過と合わせ、状況に応じたリーダーとしての要点をお伝えいただきました。

企画提供者ではありますが、
・経営者や部門長を対象に、
・管理職研修に、
実施していただくことで、訴求力あるプログラムだと自信を深めました。

是非、皆様の職場でも大垣講師のお話をもとに、経営者、管理職向けのプログラム、検討されてみませんか。