【「企業と人材」掲載誌プレゼント!】人材育成起点のインナーブランディング~社員の思いから理念を形にする~

2021.08.24 インナー☆ブランディング理念教育、新人教育

弊社が「理念浸透経営」に着目し人材育成のテーマに組み込むようになったのは2010年頃です。
そこに至った背景には次の問題意識がありました。
・経営環境は変化するのが当たり前。その中でも柔軟に対応できる組織とはどのような組織か
・業績がよくても、人が定着しない、メンタル疾患率が高い、不祥事が頻発するのはなぜか
・仕事に、やりがいや働き甲斐を感じない社員が多く、そこに何も問題意識がないのはなぜか

その一方で、
・変化に柔軟に対応できている組織
・業績がよく、人の定着率・社員の心身の健康状態がよく、顧客・地域社会から信頼されている組織
・社員がやりがいや働き甲斐をもって仕事に取り組み、家族もそれを誇りに思っている組織
と、見本となるような組織も存在します。
そこで見本となる組織の事例を集め、実際にその組織に伺ったり、経営者のお話を伺ったりするうち、ある共通点が見られるようになりました。

共通点とは以下のようなものです。
1)経営者は理念、ビジョン、方針など方向性や基準(大事にすべきことの優先順位とそのレベルや理由)を明示した上で、社員が働きやすい環境づくりを重視している
2)社員は方向性や基準を理解した上で、自分なりに目的や目標意識を持った上で、仕事を通じて自分以外の他者(お客様、上司、同僚、関係者、取引先、地域など)への貢献を意識して取り組み、それぞれが「手応え」を感じられている
3)情報の流通(コミュニケーション)が多様で、オープンであり、「対話」を大事にしている

このような組織では、
・社員が、自分自身を信じて取り組むことができる「自己信頼感」
・経営者と社員の間の信頼感
・社内と社外(顧客、取引先、関係先、地域)との信頼感
根がしっかりした樹が厳しい気象環境の中でも凛としていられるように、「信頼」という根がしっかり張り巡らされています。

このことから、組織は樹の根元にあたる「内側(インナー)」こそ大事であると考えるようになりました。

そしてある時期、マーケティングにおいて、社外に向けた「アウター・ブランディング(コミュニケーション)」と同様かそれ以上に社内に働きかける「インナー・ブランディング(コミュニケーション)」が重要視されるようになり、そのコンセプトは、人材育成にこそ必要ではないかと考え、弊社では「インナー☆ブランディング」というコンセプトの人材育成サービスの提供をスタートしました。

そのコンセプトを人材開発情報誌『企業と人材』誌に連載する機会をいただき、同誌では、人材育成担当者としての考え方やアプローチ方法などを事例と共に紹介しております。
その連載内容が、この度、「人材育成起点のインナーブランディング―社員の思いから理念を形にする―」小冊子として完成しました。

小冊子のお届けについて
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社員育成を通じて貴社理念実現にお役立ていただければ幸甚です。