Monthly Archives: 10月 2015

専門知識(技術)を教えるポイントー参加者分析

社内講師応援ブログ推進人の原田由美子です。
12月15日に開催する「社内講師(インストラクター)レベルアップセミナー」をご案内したところ、複数の方から、「技術者でも役に立ちますか?」とのお問い合わせをいただきました。

そこで、ご質問への回答も含め、専門知識(技術)を指導する際にお役立ていただけるポイントを、3回に分けてご紹介します。

ポイント1:参加者分析
専門知識(技術)を教わる人は、
・ものすごくその知識(技術)に関心を持っている人
・関心の有無にかかわらず業務上の必要性から参加する人
に分かれるのではないでしょうか?

担当する研修が、ものすごく関心を持っている人ばかり集まる場合は、講師の指導スキルはそれほど必要ありません。
一方で、業務上の必要性から参加する人を対象にする場合は、講師の力量で研修成果が左右されます。参加者が、最初から最後まで、興味や関心を持って研修に参加し、それを業務に役立てていけるように設計しなければならないからです。

参加者に、興味や関心を持って参加してもらうために必要なのが、参加者がどの程度知識(技術)を持っているか、どのようなことに関心を持っているか、参加者が得たい成果は何か、などの対象者の把握と分析です。

分析を行うために有効なのが、研修前のアンケートです。
アンケートを設計する上で大事なポイントは3つです。
1つ目は、参加者がどんなことを知りたいと思っているか、また、どのようなことに役立てたいと思っているかを知ることです。
2つ目は、知識(技術)を伝える上で必要な、基礎的な素養が把握できる質問を設けておくことです。
3つ目は、参加者と講師の接点が見出せる項目を設けておくことです。

以上3つのポイントをもとにアンケートを作成し、参加者の状況を事前に把握できると、研修が組み立てやすくなり、効果も高まります。

技術担当講師の取り組みから
以前、あるメーカーの専門知識を社内の営業を対象に指導をされている方がセミナーに参加されました。その方はそれまで、会社が設けたカリキュラムに従って研修を提供していました。しかし、本セミナー参加後、アンケートを採り入れてみたそうです。(効果があるかどうかは、半信半疑だったそうです)
しかし、アンケートを取ったところ、自分が「基礎的なこと」と思って省いていたことが、参加者にとっては必要であることがわかったり、参加者の意見をもとに運営したことで、質問や意見が出やすかったりなど、想像以上に効果があったーとおっしゃっていました。

このようなご感想をいただき、セミナーを企画した私どもも、改めてアンケートの重要性に気づいたのでした。以来、アンケートを取ることができる環境であれば、参加者の分析をされることをお勧めしています。

次回は「参加者心理」について紹介します。

☆★☆セミナー開催のご案内☆★☆
テーマ:社内講師(インストラクター)レベルアップセミナー
~参加者が「やる気になる」、カリキュラム構築3つのポイント~
対象:社内講師、管理職など、指導に役立てたい方
日程:2015年12月15日(火)9:30~17:30
会場:横浜情報文化センター7F 小会議室
定員:12名様(先着順に受付)※残席10名様(10月21日現在)
講師:株式会社マイルストーン 代表取締役 水野 浩志氏
(Six Stars Consulting パートナーコンサルタント)